「中性脂肪」ですが、この脂肪も身体にはなくてはならない働きをしています。
エネルギーを蓄える役割に加えて身体の組織を守る役割、そして身体を寒さから守り、体温を保つために重要な働きもはたしています。
中性脂肪は蓄えすぎると、減らすことが難しくなります。
中性脂肪を燃焼させていかないといわゆる血液がドロドロの状態、すなわち高脂血症(脂質異常症)を引き起こします。
そのほか狭心症や心筋梗塞、動脈硬化などの症状に襲われることもあり、いわゆる「生活習慣病」の引き金となるのです。
生活習慣病とは、高脂血症・高血圧・糖尿病・高尿酸血症など、生活習慣の乱れが主な原因であると考えられるさまざまな病気や疾患の総称です。
以前は成人病と呼ばれていました。
しかしその後の研究により、原因の大半が長年にわたる生活習慣にあり、間違った生活習慣によって高血圧や高脂血症がどの年齢にも起こりうることが判明したため、1997年頃から「生活習慣病」と呼ばれることが多くなったものです。
脳卒中・脳梗塞・心疾患などの原因ともなり、最悪の場合死にいたることもあるため、けっして軽んじて考えてはいけないのが生活習慣病です。
生活習慣病の予防のためにも、日々の生活の改善からはじめていくことが必要となります。
また、肥満と糖尿病・高脂血症・高血圧・高尿酸血症などの生活習慣病的症状が複合する状態を、医学的に「メタボリック症候群(メタボ)」と呼んでいます。
メタボは一般的に30~40歳代以上の世代から発症しやすくなり、かつその発症に生活習慣(食事・運動・睡眠・喫煙・飲酒など)が深く関わると考えられているため、日々の生活の改善をはかっていくことが必要となります。